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みなさんこんにちは。行政書士アークス法務事務所、代表の大谷です。
当事務所は、2014年から不倫など夫婦問題に関する書面作成を専門として、年間数百件<延べ3,000件以上>の作成実績があります。
夫婦問題を専門とするプロのノウハウをご活用ください!
今回は、これまでに受けたお客様からの相談に基づき、【社内不倫のきっかけとなる場面】について、
実際の事例なども紹介しながら、わかりやすく説明します!
職場・オフィスで過ごす時間は、長時間に及びます。
家庭にいるよりも多くの時間をオフィスで過ごすという人もたくさんいます。
異性の社員とも自然と多くの時間を過ごすことになるため、職場にいる異性や取引先の社員などと不適切に親密になってしまうことがあります。
職場では、飲み会、歓送迎会、忘年会といった宴席に出席する機会があります。
いつもの職場とは違った雰囲気の中で、気になっていた異性の社員との距離が一気に近くなることがあります。
また、2次会と称して、少人数や二人きりで飲みに行こうと誘い、または誘われやすい状況になることもあります。
夫や妻が2次会に参加しているときは、どこで誰と飲んでいるのか注意すべきかもしれません。
煙たがれないように注意しながらも、帰りが遅いときには「こちらはあなたの行動を気にしている」と、認識させる程度の連絡をしても良いと思います。
実際の事例では、、
少し意外に感じると思いますが、実例では不倫相手が同じ会社ではなく取引先の社員というケースも少なくありません。
勤務時間が終了した後、遅くまで残って残業することがあります。
夜間に少人数もしくは二人きりで会社に残って仕事をするシチュエーションは、不倫のきっかけとなる、定番の環境であるといえます。
普段とは違う状況で二人きりになると、いつも話さないような親密な会話・話題にも発展しやすくなります。
また、同じ業務に二人きりで取り組んでいるという連帯感から、二人の距離が近くなってもあまり抵抗を感じない心理状態になります。
帰宅時には、一緒に駅まで歩く、もしくは一緒に食事をしてから帰宅するといった状況になることがあります。
いつも似たようなメンバーで頻繁に遅くまで残業するような場合、社内不倫のきっかけとなるリスクの高いシチュエーションといえます。
部署内の先輩・後輩や、新卒とその教育担当という関係も、「教える・相談する」と二人きりのコミュニケーションが増えるため、
二人の相性が合えば、親密になりやすい関係(状況)と言えます。
可愛らしい・放っておけない後輩、頼りになるカッコイイ先輩といった他の社員以上の特別な好意を抱くことにも繋がりかねません。
仕事上の先輩・後輩としての関係が密になればなるほど、他の社員と比べて、社内外で一緒に過ごす時間・接する時間増えるため、
恋愛感情が芽生えやすい関係(状況)となってしまうことがあります。
不倫は私生活上の行為のため、本来は会社とは関係がありません。
ただ、会社の信用や健全な職場環境を悪化・低下させる行為については、
「会社として懲戒・罰を与えることもある」というルールになっている会社が多いです。
小さな事業所では、他の社員が気になってしまうなど、社内不倫が職場に悪影響を与える可能性もあります。
また、職務上の優位性(例えば上司という立場)を利用して、異性の社員に接近するようなケースもあります。
近年は社会のコンプライアンス意識が、過去と比べてぐっと厳しくなっています。
そのため不倫で職場の秩序を乱した場合には、厳しい処置がされる可能性もあります。
「職場不倫」「社内不倫」が職場の風紀や就業環境を悪化させていると判断され、会社側から懲戒処分が行われる可能性もゼロではありません。
実際に、当事務所の依頼者から「夫が不倫で退職することになった」という相談もあります。
いずれにしても、社内不倫が発覚したときには、会社・組織からプラスの評価を受けることはありません。
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当事者(不倫をしている配偶者、不倫相手、自分)のすべてが、全員同じ職場であるというケースもよくあります。
不倫している最中は、楽しく・ドキドキする出来事の連続かもしれませんが、配偶者にその事実が発覚した後は、一転、まさに泥沼の地獄となります。
昭和時代の亭主関白な夫婦関係のイメージのように、簡単に不倫が許される、夫婦間で解決するということはありません。
一度失ってしまった配偶者の信頼を回復することは難しく、何年も何年も問題を引きずることになり、まさに夫婦その後の人生を変えてしまう、重大な出来事となります。
さらにこれまで上手くいっていた仲の良い夫婦(良い家庭が築けている場合)で不倫があると、与える衝撃はより大きなものとなってしまいます。
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