夫婦・男女問題に関する書面作成と最新の情報を提供するサイト
-契約書・誓約書の作成を通じて男女問題を解決する-
夫婦・男女の契約書作成.com
日本行政書士連合会 登録番号14130747 行政書士アークス法務事務所
夫婦・男女問題に関する各種書類作成の専門家です。2014年の開業からこれまでの間に、延べ8,000件以上のご相談に対応し、3,000件以上の受託実績をもつ、夫婦・男女問題に関する法務サービスのスペシャリスト。
浮気を知った直後に怒りのまま問い詰めても、真実は引き出せず再発防止にもつながりません。
夫と話し合いをするときには、夫に語ってもらい、夫の口から真実を引き出す必要があります。
行政書士として数千件の夫婦トラブルに関わった経験から、話し合い→誓約→再発防止まで4ステップで整理しました。
十分な話し合いができなければ、お互いに納得のいく結論にはたどり着けません。そして、納得のいく話し合いを行うためには、事前のしっかりとした準備が欠かせません。
準備もなく、行き当たりばったりで話を始めてしまうと、思っていたような話し合いにはなりにくいものです。
まずはじっくりと夫婦で話し合う環境を整えてください。
子どもが近くにいたり、深夜の話し合いでは「明日も仕事がある」と話し合いを切り上げる言い訳を与えることになってしまいます。
休日や、子どもが自宅にいないときなど、話し合いのための十分な時間を確保してください。タイミング・環境が整っていないと、納得するまで十分に話し合うことができません。
最低、2~3時間は中断なく話し合いができる環境が必要になります。
実際の事例では、、
話を持ち出すと不機嫌になる、怒り出すなど、正面から問題に向き合って話し合いの場を設けることが難しいというケースが多いです。そのため、まずは話し合いの場を整える・話し合いの環境を作るところから始めなければならない。
今持っている証拠、確認できていることを整理してください。
相手に否定されて反論されても、冷静に合理的な返答ができるよう、しっかり準備しておきましょう。
素直に認めるケースは少ないため、中途半端に証拠を小出しにしても、大きな効果は期待できません。
持っている材料は出し惜しみせず、最初からすべて提示した方が、話し合いが良い方向に進むことが多い印象です。
また、「いつ」「何があったか」を時系列で整理しておくことも大切な準備です。
相手が言い訳をしてきたとしても、時系列の整合性に矛盾があれば、それを指摘することで話し合いを有利に進めることができます。
夫の話し合いの内容は、録音すると良いです。
夫婦で話し合った会話の内容や重要な発言を、後から覆されないようにできるだけ録音することをお勧めします。
後日トラブルになったとき役に立つことがあります。
これまでの経緯など、後から「聞いていた話と違う」「いや確かにこう伝えた」などと、後から言った言わないで争いになっても録音があれば確認できます。
基本的に録音を聞き返すということはありませんが、念のための記録として、録音しておくというイメージです。
浮気の話し合いでは、話が二転三転することがとても多いため、録音はとても有用です。
当初は不倫関係を認めていたのに、時間が経過すると「何もしていなかった」と言い出すようなケースも少なくありません。
また、何らかの拍子に暴力行為などが発生しても、会話の内容を録音することによって暴力行為の証拠とすることもできるかもしれません。
了解を得て録音することになりますが、夫に無断で録音したからといって、証拠として利用できないということではありません。
正確に何があったのかを知らずして、話し合いをすることはできません。
そのため、はじめは夫から話を引き出すことに徹します。
いきなり夫を責めまくってしまうと、事実を隠されたり、話し合いを進めること自体が難しくなってしまいます。
誰と浮気していたのか、不貞行為はあったのか、いつ頃から始まったのか、浮気相手との関係を解消するつもりはあるのか、
まずはこのようなことから聞き出します。
夫が自ら真実を語るように、話を途中で遮って責めることは我慢しましょう。はじめは黙って夫が話す内容を聞き取る、メモをとるなど聞き役に専念してください。
威圧したり過度な詰問をしても、夫は心を閉ざしてしまうかもしれません。
相手を責めることは、話し合いが終わった後からでも十分できます。
まだ話し合いの途中の段階で、夫を威圧したり詰問攻めにしてしまっては、本当のことを聞き出すことができなくなってしまいます。
難しいことですが、クールに冷静になるよう努める必要があります。
こちらが攻撃的になったり、威圧をすれば、夫は「正直に話しても無駄だ」と諦めてしまい、開き直ったような態度をとる可能性があります。
夫に開き直られて「離婚」といった流れになると、建設的な話し合いをすることができなくなってしまいます。
話の流れが一気に離婚に向かってしまうこともあるため、冷静に対話するよう心掛けてください。
「夫婦関係を諦めたくない」ことを夫に理解してもらう。
なぜこんなにも辛い問題に向き合って、何度も話し合いをするのか?
誰もはじめから離婚は望んでいません。
もし夫が離婚を望んでいるような発言をしたとしても、それは一時的な気の迷いかもしれません。
浮気が発覚した時は「離婚したい、もう無理だ」と繰り返していた夫が、しばらく時間が経過すると、一転して今度は離婚を拒むというケースは多くあります。
積極的に、家庭の崩壊や幼い子と別れることを望んでいるというケースはごくわずかです。
浮気はやはり一時的なもので、いずれ関係が解消されるケースが多いです。
この重大な問題を乗り越えて、前に進んで行かなければならない、解決に向けた話し合いであるということを夫にも理解してもらう必要があります。
夫婦だけの話し合いでは解決できそうにない場合、第三者に入ってもらう。
一般的には、親族など第三者を話し合いに参加させると、逆に、話し合いがこじれてしまうという意見もあります。
しかし、実際には個別のケースごと事情は異なるでしょう。
場合によっては、両親や親族などに入ってもらうことで、冷静になり、話し合いがスムーズになることもあります。
ただこの時、立ち会ってもらうのは浮気をした夫の両親ではなく、妻の両親でなければなりません。
夫の両親に立ち会ってもらう場合、両親の人格にもよりますが、夫を擁護したり、遠回りに妻の至らない点を責めて、浮気を容認するような発言をされてしまうことがあり、
余計に話がややこしくなることがあります。
誤魔化しが通じるという印象を与えてしまえば、夫は本当のことを語りません。
「このまま何も結論を出さず問題をうやむやにして誤魔化すことができる」と誤解されないようにしてください。
誤魔化せるという印象を与えてしまえば、また同じようなことを繰り返す可能性が高くなります。
だからといって、夫を一方的に責め立てたり、夫の言い分を一切聞かないというような態度を取り続けることはNGです。
ぜったいに許さないという決意をもったうえで、かつ冷静に追及してください。
今回の浮気問題をどう決着するのか、「納得する答えにたどりつくまで絶対に話し合いを止めることはない」という強い意思を冷静に示す必要があります。
夫の言い分も聞いてあげることで、夫と腹を割った話し合いをすることができるかもしれません。
これは非常に難しいことだと思います。しかし、話し合いをスムーズにするためには大切です。
夫だけを一方的に悪者にせず、どんな不満があったのか、夫の言い分も聞いてあげることで、夫と腹を割った話し合いをすることができるかもしれません。
不倫や浮気は社会的にも道義的にも絶対に許すことのできない行為です。
浮気という行為だけを切り取れば、100%相手が悪く、夫は何も言い訳できないのですが、今は話し合いを優先してください。
もし話し合いができなければ、不倫関係を解消する約束も、夫婦関係の再構築のきっかけを見出すことも難しくなってしまいます。
夫だけを一方的な悪者にせず、何が原因だったのか、どうしてこんなことになってしまったのか、
夫婦で原因となる問題を理解し、共有するという気持ちを持つことが必要です。
妻が家計の管理、夫が使うお金の管理をするようにしてください。
具体的には、給与明細やクレジットカード利用明細などを見せてもらい、収入と支出の内訳を妻が把握するようにします。
理想的にはお小遣い制にすることです。
自由に使えるお金が少なければ、浮気することもできません。
時間が経って後になってから夫とお金の約束をしようとしても、抵抗がより激しくなることが考えられます。
「鉄は熱いうちに打て」と言われるように、できるだけ浮気発覚時の話し合いで、お金の管理についての約束も取り付けると良いでしょう。
夫婦関係を再構築する目的で、夫が自らの意思で同意するのであれば、LINEやSNSを閲覧しても問題にはなりません。
しかし、LINEやSNSなどスマートフォンの中身は、たとえ夫婦であってもお互いのプライベートに関わるため、プライバシーの問題が気になるところです。
スマートフォンの履歴などを見せることに同意してもらえた場合は、その同意の事実を文書にして残しておくと安心です。
実際に、LINEやSNSが浮気発覚のきっかけになることは多く、こうした閲覧に関する合意を契約書などの書面で交わす夫婦も少なくありません。
一方で、夫婦であっても一定の距離を大切にし、「プライバシーは絶対に守ってほしい」と考える人もいます。
そのため、LINEやSNSの扱い方は夫婦ごとに異なり、ケースバイケースです。
とはいえ、浮気の発見に役立つことは確かなので、できる限り夫から閲覧の同意を得たいところです。
相手の位置情報を確認できるスマートフォン用アプリは、今では多数存在します。
たとえば、夫の帰宅が遅いときや、また浮気しているのではと不安を感じたときには、こうした位置情報アプリを使えば、すぐに現在地を確認することができます。
夫婦関係の修復を目指す中で、位置情報アプリをうまく活用していくことも一つの方法です。
実際に、GPSを利用して現在地を確認することについて、あらかじめ書面で同意を得ておくケースもあります。
浮気によって妻を深く傷つけた償いとして、一定期間は居場所を明らかにすることに同意してもらうことは、現実的な対応と言えるでしょう。
位置情報の共有があれば、浮気をされた側にとっては、大きな安心材料となります。
夫婦間で交わした約束については、誓約書などの書面に残すことをおすすめしています。
たとえば、浮気をやめること、浮気相手と今後一切連絡・接触しないこと、再び不貞行為をしないこと、次に不貞があった場合の慰謝料や、離婚協議に応じることなどを
誓約書に明記し、夫に署名させることで意思を明確にします。
内容によっては、夫婦間であっても法的効力のある契約を結ぶことが可能です。
また、前述のスマートフォンの閲覧やGPSによる位置情報の確認についても、のちのトラブルを避けるため、同意内容をあらかじめ書面にしておくケースも多く見られます。
夫婦間で交わす誓約書の詳細については、以下のリンク先のページで詳しく解説しています。
マンネリ化した夫婦生活に対する飽きが、不倫のきっかけになることがあります。
ひどい話ですが、刺激を求めて別の女性と遊んだり、不貞関係に踏み込もうとするケースもあります。
どれほど愛し合って結ばれた夫婦であっても、長年一緒に暮らせば、お互いのことが見えてきて、どうしても生活に新鮮さがなくなってくるのが現実です。
もちろん、これは男性だけでなく女性にも当てはまります。
ただ、一般的には安定を求めやすい女性に比べて、男性の方がより積極的に他者との性的関係を求める傾向があるともいわれています。
マンネリによる浮気は、珍しいことではなく、自然に起こりうるものとして認識しておく方がよいのかもしれません。「絶対に浮気をしない男性」は、実はそれほど多くないのです。
浮気をする夫には、どこかで「浮気しても大丈夫だろう」「バレても何とかなる」という甘い考えがあります。
その油断があるため、魅力的な女性に出会ったときに自制が効かず、つい浮気へと踏み出してしまうのです。
だからこそ、妻は夫に対して「浮気が発覚すれば、もう二度と今の穏やかな暮らしには戻れない」という強い意志を、はっきりと伝えなければなりません。
「バレても謝れば済む」といった甘えを許してしまうと、夫は「最悪の事態でもなんとかなる」と都合よく受け取ってしまうかもしれません。
妻の明確な態度と一定のプレッシャーを与えることこそが、浮気の抑止には最も効果的です。
日頃から夫の行動に関心を持ち、よく観察すると同時に、夫にとって理想の女性であるよう努めることも大切です。
もちろん、夫もまた、妻にとって理想の男性であり続ける努力が必要です。
長年一緒にいると、いつの間にか「理想の相手であろうとすること」の重要性をお互いに忘れてしまいがちです。
「この女性しかいない」と夫に思わせることができれば、夫がリスクのある不倫に踏み出す可能性はぐっと下がります。
とても単純なことですが、夫にとって魅力的な存在であり続けること――それが浮気の抑止力になるのかもしれません。
もちろん逆も同じで、夫もまた、妻から見て魅力的な男性であり続けることが大切です。
「そんなのバカにしてる」と思われるかもしれませんが、これは媚びることでも、男性にへりくだることでもありません。
「魅力を感じなければ、心は自然と離れていく」――ただそれだけの、シンプルな原則を思い出してみてください。
恋人同士だった頃、相手にとって魅力的でありたい、他の誰かに目移りされないよう努力していたはずです。
結婚とは、法律上「夫婦」となることにすぎず、その実態はずっと恋人関係の延長線にあります。
恋人の心をつなぎ止めるには、それ相応の意識と努力が欠かせないのだと思います。
夫婦の関係性として、お互いの行動にはあまり干渉せず、休日には夫が自由に外出しているというご家庭も多いかもしれません。
しかし、夫の行動を自由にすればするほど、不倫のリスクは高まります。
これは、ある意味で当然のことです。
夫の行動に口を出すと、機嫌を損ねたり、露骨に嫌な顔をされたりすることもあるでしょう。
それでも、あきらめずに少しずつ関係性を見直し、改善していく努力をしてみてください。
もちろん、お互いに干渉しないスタイルが悪いというわけではありません。
ただ、そのような関係であっても、夫に自由な時間が多ければ多いほど、不倫のリスクが潜んでいることを忘れないようにしましょう。
浮気が発覚したあと、妻からの追及を避けようとして、夫が家出してしまうケースがあります。
夫が自宅に戻らず、夫婦間で話し合いすらできない状況になってしまいます。
逃げた先が夫の実家であれば、まだ居場所が把握できるのでよいのですが、なかには勝手にホテル暮らしを始めたり、最悪の場合、浮気相手の自宅に転がり込んでしまうケースもあります。
話し合いができない間、被害を受けた妻は、非常につらく苦しい時間を過ごすことになります。
まずは夫に自宅へ戻ってもらい、夫婦できちんと向き合って話し合うことが必要です。
実際の事例では、、
夫が逃げ回ってしまい、まったく話し合いができないというケースもあります。中には、浮気相手と勝手に同居を始めてしまい、その相手と暮らしている住まい宛てに、内容証明郵便を送付したという事例もあります。
自分で不貞行為をしておきながら、浮気を指摘されたり問い詰められたりすると、逆に怒り出すというケースがあります。
中には、妻に浮気を問い詰められたことで、家具を壊すほど暴れるようなケースも見られます。
こうした行動の背景には、「怒ったり暴れたりすることで、その場をごまかし、自分の過ちを責められたくない」という心理が働いていると考えられます。
このような逆ギレに対処するには、録音やスマートフォンでの撮影が有効なことがあります。カメラが回っている状況で怒鳴ったり暴力をふるえば、相手はどんどん不利になります。撮影されているという意識が、一線を超えるのを抑える効果もあります。
ただし、人によってはかえって逆上することもあるため、夫の性格をよく見極めたうえで慎重に対応を考える必要があります。
いわゆる「完全黙秘」の状態――夫が黙り込んでしまい、何も話そうとしないケースがあります。
このような場合には、夫が口を開くまで根気強く問いかけることが必要です。
ただし、強い口調で責め立てても、かえって心を閉ざしてしまい、絶対に話してはくれません。まずは冷静に語りかけてみてください。
夫が黙ってしまう背景には、「どうせ話しても分かってもらえない」「どうせ一方的に責められるだけだ」といった思いがあることが多いです。
そんな夫の心を開かせるには、一方的に責めるのではなく、対話をしたいという姿勢を見せることが大切です。
「あなたの言い分もしっかり聞くつもりだよ」と歩み寄る姿勢を見せながら、前向きに話し合いたいという気持ちを、根気よく伝えていきましょう。
浮気防止を目的とする書面の作成は、自分たちでできるとお考えかもしれません。ただ、法的効果のある書面を作成するためには、一定の法律上の知識が必要になります。当事務所では弁護士等の意見も踏まえながら、これでに数千件の浮気に関する書面を作成した実績とノウハウを有しています。法的にも有利な証拠として利用可能な、かつ浮気防止に効果的な書面を作成することができます。
よくあるご相談
生の声を是非ご確認ください!
当事務所は、不倫や夫婦問題に関する書面作成に関して多くの実績があります。ぜひお客様の生の声をご覧いただき、安心の実績をご確認ください。
まずはご相談から、お気軽にお問合せください